外国人材用語辞典

やさしい日本語とは

やさしい日本語とは

2025年10月31日 07:49

やさしい日本語とは

やさしい日本語とは、普段私たちが使っている日本語を、外国人などが理解しやすいように、より簡単で分かりやすくした日本語のことです。


この「やさしい日本語」が生まれるきっかけとなったのは、1995年に発生した阪神・淡路大震災です。このとき、多くの外国人住民が、日本語や英語で出される避難の指示や大切な情報を理解できず、被害が大きくなってしまいました。この悲しい出来事を教訓に、「災害時に外国人の命を守るための情報伝達手段」として、弘前大学の研究者たちを中心に考案されたのが始まりです。

もともとは災害時のために作られましたが、現在では、役所の手続きや病院での説明、日々の暮らしの案内など、さまざまな場面で活用が広がっています。

具体的には、以下のような点に注意して使われます。

  1. 短い文で話す: 一つの文にたくさんの情報を入れず、短く区切って伝えます。

    (例:「地震のとき、焦らないでください。安全な場所に逃げてください。」)

  2. 簡単な言葉を選ぶ: 専門用語や難しい言葉は避け、分かりやすい言葉に言い換えます。

    (例:「避難する」→「逃げる」、「中止」→「やめます」)

  3. 敬語を使いすぎない: 丁寧さよりも、シンプルで直接的な表現を優先します。

    (例:「〜でございます」→「〜です」)

  4. 漢字にふりがなをふる: 読むのが難しい漢字には、ふりがなをつけたり、ひらがなで書いたりします。

  5. 文の構造をシンプルにする: 誰が、何をしたかがはっきり分かるように、簡単な文の形で伝えます。

このような工夫をすることで、日本語の学習を始めたばかりの外国人でも、大切な情報を正確に理解し、安心して日本で生活できるようになります。

まとめ

やさしい日本語は、震災の教訓から生まれた「命を守るための言葉」です。今では、言葉の壁をなくし、お互いが理解し合える社会を作るための大切なコミュニケーションツールとなっています。外国人材を受け入れる企業にとっても、やさしい日本語の活用は、円滑なコミュニケーションと人材の定着に繋がる重要な取り組みです。

「物流ロジック協同組合」では、外国人材の受入れから定着までを、現場のノウハウを活かして力強くサポートしています。やさしい日本語の活用を含め、外国人材とのコミュニケーションについてもお気軽にご相談ください。


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